CPK® 精密分子モデル(CPK® Atomic Model)

CPK分子モデルは化学分野において、分子構造を視覚的に表現するのに役立ちます。

 
写真1. CPK精密分子モデルセット   写真2. 組み立てられた分子モデル例

 

模型尺度

尺度は1.25cmが正確に1Åに相当しますので、高分子タンパク質などを表現しても、大きくなり過ぎることはありません。例えば20Å×40Å×100Åの分子モデルでも、机の上で十分組み立てることができます。

精度

精密な結合角度は±0º 30’、共有結合半径は±0.01Å、ファンデルワース(van der Waals)半径は±0.03Åで組み立てられますので、作製した生体高分子構造は、コーリー博士(Dr. Corey)とポーリング博士(Dr. Pauling)が提唱したデータとほとんど一致します。そして近年コルトゥン博士(Dr. Koltun)によって、幾つかの点も改良されました。

重量

全体的に一つの分子モデルは、1.0g/mL以下の重量です。水素原子以外の総ての原子パーツは、堅く頑強に補強されたインプレックス(Implex)製アクリル・ポリエステル樹脂の射出成形で作られています。そして水素原子パーツは弾力的で、圧縮性に富むポリエチレン樹脂で作られています。

原子パーツとコネクターは、色別の分別法が施されていますので、容易に認識できます。この色はプラスチック樹脂に混合した色素ですので、原子パーツを使用していて、色がはがれ落ちるようなことは起こりません。そして原子パーツの表面は、光沢処理が施されていますので、ライトをうまく当てますと、学術誌などでも使用できる鮮明な写真が撮れます。

回転制限

一部の原子パーツの回転を制限できるように、特殊なコネクターもご用意しています。

水素結合

直鎖状及び非直鎖状に結合された水素原子パーツは、窒素原子パーツや酸素原子パーツと適切な機能的水素結合を提供します。また水素結合は、結合距離の調整も可能です。

特殊原子パーツ

顧客はCPKで供給されていない特殊な原子パーツを、七種類総てのコネクターを付けられるソケットを利用して、独自に作製できます。

表1. 個別の原子パーツ例