糖タンパク質精製用(Glycoprotein Separation)樹脂

アストリア・バイオセパレーション(Astrea Bioseparations)社が開発した、アミノフェニルほう酸P6XL樹脂は、1,2-ジオール、1,3-ジオール、1,2-ヒドロキシ酸、1,2-ヒドロキシルアミンを含有する、糖タンパク質、一部の酵素、核酸(ヌクレオシド、ヌクレオチド、RNA)、炭水化物、ポリフェノール(カテコール、フラボノイド)など広範囲の高分子を、アフィニティ分離する際に使用することができます。特にこの樹脂は糖タンパク質の精製に最適で、また一方では糖鎖を持たないタンパク質などの対象物から、糖タンパク質及び炭水化物系不純物の除去(糖タンパク質抗原を含む)に最適です。アミノフェニルほう酸P6XL樹脂は、非常に安定しており、高濃度のNaOHにも耐久性があり、リガンドの漏れがほとんど無く、またNaOHでの長期保存後も、多くの再生利用回数において、高いパフォーマンスが維持できます。

アミノフェニルほう酸P6XL樹脂は、単分散粒径分布に近い架橋されたアガロース樹脂ピュラビーズ(PuraBead®)を担体としていますので、高吸着量と高流速が得られます。この樹脂はISO9001基準の管理された環境で製造されていますので、世界中の認可された製造プロセスで、広範囲にわたって使用されています。

products>>